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知らなかったでは済まされない!マンションのリフォーム・リノベーションで気をつけたいポイントとは?

中古マンションを購入して自分好みにリノベーションしたり、長年住んだ住まいを快適にリフォームしたり。今、多くの方が「マンションの住まい方」に多様な価値を見出す時代になっています。

しかし、マンションのリフォーム・リノベーションは、戸建てとは違って“専有部分と共用部分の境界”や“管理組合の承認”など、特有のルールや制限があることをご存じでしょうか?

■ まずは「管理規約」を確認しよう

マンションの所有者には「区分所有法」が適用され、建物の管理については各管理組合が定める“管理規約”に基づいて行動する義務があります。

管理規約には、以下のような内容が記載されていることが多いです:
– 専有部分と共用部分の範囲
– 工事の事前申請手続きや書類
– 工事可能な時間帯や養生ルール
– 防音等級の規定
これらを守らずに工事を進めると、トラブルや原状回復請求のリスクがあります。

■ 専有部分と共用部分の違いを理解する

専有部分:室内の壁・床・天井・水回り設備など → リフォーム可
共用部分:窓サッシ、玄関扉、躯体、縦配管 → 原則リフォーム不可
特に玄関ドアやPS内の配管は要注意。外見上は部屋の一部でも、共用に分類されるケースがあります。

■ 工事にあたっての実務的な注意点

1. 申請は詳細な図面や工程表が必要。承認までに1〜2週間かかることも。
2. 騒音や振動が出る工事は時間帯に注意。遮音規定(L-45など)を確認。
3. 搬入経路・エレベーター使用時は養生が必要。大型設備搬入は階段搬入の可能性も。
4. 駐車場・作業車の乗り入れ制限にも要注意。

■ 配管・インフラ面での注意点

古いマンションでは、鉄管や鉛管が使われていることも。排水やPS配管は共用にあたるため、改修には管理組合の許可が必要です。また、床下スペースが限られるため、バリアフリー設計にも制限が出る場合があります。

■ 専門業者との連携が安心につながる

マンションリフォームには、法律・規約・技術の3点の知識が求められます。当社では、管理組合との調整、近隣挨拶、施工管理まで一貫対応可能です。

■ まとめ:ルールを守って、快適なマンションリフォームを

マンションのリフォームは自由な部分とルールのある部分を見極めることが大切です。
管理規約の確認、配管の状態把握、施工計画の調整など、事前準備が成功の鍵。
岡山エリアでのマンションリフォームは、実績豊富な当社にお気軽にご相談ください。

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